台風時の運休が今後普通になってほしい。
どうも、働いていないのにだるい無職さちょです。
昨日9月30日、首都圏ではJR各線が「20時以降運休」という形を取りましたね。
また、各商業施設もそれに伴い、早めに店じまいするところが多かったです。
私はまぁ、ひきこもりニートなので関係なかったのですが、外出先から早く帰るはめになってしまった人も多いと思います。
昨日は日曜日だったので、お出かけしていた人には気の毒だったと思いますが、やっと日本の災害に対する認識が変わってきたのかな、と感じました。
どんなに酷い台風でも帰らせてもらえなかった販売員時代
前に百貨店で販売員をしていた時、出勤日に何度か台風に遭遇したことがあります。
当然、台風で外は大荒れ、電車のダイヤも大混乱。お客さん全然いないんですよね。利益にならないどころか赤字。
でも、百貨店は通常営業していました。だから、当然私たち販売員も帰れない。
まぁ、私が働いていた百貨店は基本的に休まず営業する、というような感じだったので、しょうがないか、と当時は違和感も無く思ってました。
しかし、これよく考えてみたら異常ですよね。
・店を開ける意味が無い、むしろ赤字
・もし帰れなくなったらどうするのか
・台風のせいで被害が起きたらどうするのか
何のメリットも無い、むしろこのようなリスクさえ起こるような状況の中でも、あくまでサービス重視。
おかしい、おかしすぎる・・・・。
最優先にすべきはサービスじゃなくて人の安全だろう。
これって日本ならではの悪い習慣ですよね。
見習うべき台湾の対応
2年前に母と台湾に行ったのですが、10月ということもあり、まさかの旅行中に台風に遭遇したことがありました。゚(゚´Д`゚)゚。運悪すぎぃ!
旅行中なのにホテルにひきこもる羽目になってしまったのですが、台湾の人はどうしているのかな、と気になり調べてみました。
すると、台湾には台風休暇があるらしいんです。
台風の日はみんな休み!会社にもよるけど会社員もほとんど休みらしいんですよね。
ニュースでも1日中、ほとんどの時間台風情報しかやっていませんでした。
台湾は日本よりも台風に対して危機感をもっているのだな、と思いましたね。
被害が出てから対策する、では遅い
今回、JRが20時以降運休という判断を取り、日本もやっと少しはまともに考えられるようになってきたか。と思いました。
多分、今年に入ってからの度重なる自然災害を考慮しての判断だったと思うのですが、
それでも被害が出てから考えるのでは遅いんですよ。
いかに身の安全を守るかを最優先に考えるべきなのに、日本人には「どんな状況でも休んではいけない」が当たり前だし、「這ってでも働きに行く」ことを美徳にする。
この考え方こそ日本の長時間労働やブラック企業の問題などの諸悪の根源なんですよね。
過労死や鬱による自殺などの問題を受けてやっと、働き方改革を進めている。
そして、度重なる災害を受けてのJRの運休の決断。
対応は全て犠牲が起きてから。全てにおいて手遅れなんですよね。
でも、今回やっとその問題に対して一歩踏み出せた。日本もやっとまともに考えられるようになったかと少し安心しました。
だから、今回の台風時の運休が標準の対応になってほしいと思うし、会社も早退ではなくて休みにするべき。
今後もっと「安全を守る」ことを最優先にできる社会になってほしい。
そして、自分たち自身がそれに向かって努力しないといけない。
私はそう思います。
・・・・以上、ニートが語る労働問題でした。
ではでは。