いったん休んで考えることは、悪いことじゃない。
最近2度目の就活を始めた、無職さちょです。
思えば、今まで私はそれなりに幸せな人生を送ってきたものの、物心ついたときから、自信がありませんでした。
その大きな要因としては、人付き合いがそこまで得意じゃなかった、ということだと思います。
集団行動が苦手で、コミュニティの中にいると空気を読みすぎて何も身動きが取れなくなったり。
だからいつも自分を主張できて、明るい人が羨ましかったです。
自己主張ができないことによって、次第に自分ってだめだなぁって感じるようになってしまいました。
気づいたらいつの間にか自己肯定感が低い人間に育ってしまっていたんですね。
自信が無いが故に、「どうせ私はなにやっても無駄だ・・・。」という考えがいつの間にか染みついていました。だから今まで何かに対してがむしゃらに打ち込むこともなかったし、何かしら得意分野を作ろう、というような大した努力もしてこなかった。
ここで何かしら奮闘していれば少しは違ったのだと思います。でも結局自分に甘かったんですよね。特に自分を変えようとか、自分の価値を高めようとは思わなかった。
それでも、まぁなんとかなるだろう。となぜか楽観的でした。社会に出るまでは。
今までは守られてきた存在だったから、いくら自分がだめでも学校にいる限りクビにはならないし、それに両親がいる。だめだめな自分でも、私には居場所があると思っていたからです。
しかし今、社会にとって価値のある「何者か」にならないと自分の居場所は無いし、今まで守ってきてくれた親もだんだんと高齢になっている。
もうこの先、自分で身を守れるのは自分しかいないと、気づいたんです。そして、初めて努力しよう、自分の人生に責任を持とう、と思うようになりました。
自分の身を自分で守るためにどうすればいいか。
それは、1人でも生きられる力をつけることだと思いました。
大学卒業後、自分の軸も無いまま、流されるがまま前の会社に入りましたが、このまま販売職しか出来なかったら将来まずいな、と思いました。
もっと他の能力を伸ばしたい、目先のことだけじゃなくて、もっとこの先の生き方をよく考えてみようと思い、たった2年で辞めるに至りました。
でも、この決断は間違っていなかったと思います。逆に、まだやり直しが効く今、辞めてよかったと実感しています。
まだ「自分を変えるために努力する」という意味ではスタートラインに立ったばかりですが、このブログ含め、今までで一番、人生を真剣に考えて、その人生に必要なものに対して真剣に努力できているな、と感じています。
そのように、考える時間をくれたこの無職期間に、私はとても感謝しています。
確かに、こんな半年くらい休んでいたら就活で不利になる可能性はあると思います。
でも私には絶対に必要な時間だった。
だって、ようやく自分の人生を一生懸命歩もうと思えたのですから。
自分の生活、人生に違和感を感じたら、一回立ち止まってみる。これって別に悪いことではないと思います。
だって、その立ち止まってる時間より圧倒的にその後の人生の方が長いですからね。
この先、もし迷うことがあるとしても、この自分と向き合った時間で探した自分の人生の目的を思い出して、頑張れると思います。というか、頑張ります!!
ではでは。